経口維持支援(経口維持加算)

当施設では、摂食嚥下機能が低下している方を対象に

経口維持支援を行っています。

これは「安全に口から食べること」を目的として、

歯科医師、歯科衛生士、看護師、理学療法士、機能訓練指導員、介護福祉士、管理栄養士

など多職種が集まり、

実際に食事をしている様子を観察しながら協議し、

必要な支援を行っていきます。

特別な支援となるため、

別途「経口維持加算(1カ月あたり500単位:1割負担の方で1カ月534円)」がかかります。

高齢者は今ある機能を維持することが精一杯で、なかなか改善することは難しいのですが、

中には劇的に改善する方もいます。

先月は、ムセがひどくて十分な量を食べられなかった方が、

8カ月の支援を経て、

自力でムセなく全量食べられるようになり、支援終了となりました。

経管栄養だった方が、「軟飯・きざみ食」を自力で食べられるようになった例もあります。

食べることは命を紡ぐこと。

ご自身が持っている力を最大限に生かせるよう、

これからもスタッフ全員で取り組んでいきたいと思います。

必要な方にはこちらからお声をかけさせて頂きますが、

ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

↑上記写真は、誤嚥しづらい姿勢を確認しているところです。